セルティスは戦斧 の一種で、L字状の形状が特徴である。 斧刃は、今日でも大工が使う工具であるノミのような形状になっている。
セルティスを主に用いたのは、 古代ローマ時代にイタリアに住んでいたエトルリア人である。 彼らの勢力は中部イタリアまでにも及び、初期のローマを遥かに凌いでいた。 エトルリア人の建設能力は高く、ローマ人も彼らからしばしば学んたが、 エトルリア人は次第にローマに吸収されていった。
項目 | 内容 |
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名称 | セルティス |
羅:celtis(セルティス) | |
分類 | 打撃/斧 |
全長 | 50〜70cm |
重量 | 500〜800g |
時代 | 紀元前7〜紀元前1世紀 |
地域 | イタリア |
文化圏 | エトルリア、古代ローマ |
更新日:2005/03/26