棒 の長さを示す名称として乳切木というものがある。 この乳切木に鎖と分銅を取り付けたものを、棒の乳切木とは別に乳切木と呼ぶ。 中国や欧州の世界にも似たような武器は数多く存在している。
乳切木という名前もある事から通常の棒のように打撃攻撃も可能である。 また分銅での攻撃の他、鎖で敵の武器を絡め取る事も出来る。 このように多彩な効果を備えた武器だが、鎖がたわむ為、 操作は難しいと言われ、訓練には時間を要した。
余談であるが、私は8という数字が好きで、 図版画像は88個の鎖輪がつながれている。 その為か、3DCGファイルは他と比較してすこぶる容量の大きいものとなっている。
項目 | 内容 |
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名称 | 乳切木 |
日:乳切木(ちぎりき、chigiriki) | |
分類 | 打撃/多節棍 |
全長 | 1.2〜1.3m |
重量 | 2.5kg |
時代 | 17〜19世紀 |
地域 | 日本 |
文化圏 | 日本 |
更新日:2005/03/12