狼牙棒とは、狼の牙を連想させる棒状の武器で、木や金属の錘に 鋭い刺が取り付けられている。 錘には、円柱状のものや楕円状のものがある。 長さも大小があり、1m程の短いものは重装騎兵、1.7〜1.9m程の長いものは歩兵が使用した。 西洋ではモルゲンステルンに相当し、用途もほぼ同一である。
狼牙棒の効果は、錘の重量による打撃と、狼牙による刺突である。 重装鎧を装備した兵士に対しても打撃によってダメージを与え、 また狼牙が複雑な傷を与える。
項目 | 内容 |
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名称 | 狼牙棒 |
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分類 | 打撃/鎚鉾 |
全長 | 40〜190cm |
重量 | 500〜3000g |
時代 | 10〜13世紀 |
地域 | 中国 |
文化圏 | 中国 |
更新日:2008/09/17