クーゼとは、グレイヴを発展させたフォシャールを更に大型化したものであり、儀礼用グレイヴである。 地域や時代によっては、敢えて区別をせずに単にグレイヴと呼ぶ。 造りは偃月刀の様に華美なものであり、 刃は更に巨大化され、飾りも取り付けられた。 また、その表面には何かを象徴する彫刻が彫られている。
イタリア等の宮廷では近衛兵が用いており、 パレード用に17世紀末まで使用された。 クーゼという名前は主にドイツで使用された。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | クーゼ |
|
|
分類 | 長柄/鉾槍 |
全長 | 2.2〜2.8m |
重量 | 2.5〜3.2kg |
時代 | 16〜17世紀 |
地域 | 西欧 |
文化圏 | 美術工芸品、儀礼 |
更新日:2009/06/22