鉤鎌槍は、槍と同様の穂先に鉤を取り付けた長柄武器である。 鉤は湾曲しており、先端は穂先と反対の方向を向いている。 こうした事から鉤付き槍とも呼ばれている。
鉤がある事により機能も増え、槍の穂先で刺突する事に加え、鉤で打ち据える事も可能である。 また鉤を敵に引っ掛けて引きずり倒す等、戟のような機能も特徴である。 その他にも鉤は、穂先が敵に深く刺さり過ぎないようにする役割も果たしている。 場合によっては抜けなくなる事があるからだ。
項目 | 内容 |
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名称 | 鉤鎌槍 |
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分類 | 長柄/鉾槍 |
全長 | 2〜2.5m |
重量 | 1.8〜2.2kg |
時代 | 7〜19世紀 |
地域 | 中国 |
文化圏 | 中国 |
更新日:2005/03/31