片鎌槍は槍の穂先に鎌がついた武器である。 そうしたものの総称は鎌槍であるが、片方だけに鎌が取り付けられた場合、特に片鎌槍と呼ぶ。 図版画像は、上向きに鎌が取り付けられたもの:上向片鎌であり、 他に下向きに取り付けられたもの:下向片鎌、 反対側に小さく鎌を取り付けたもの等、形状も様々である。 また、素槍には穂先が巨大なものとして大身槍 があるように、鎌槍にも大身鎌槍がある。
項目 | 内容 |
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名称 | 片鎌槍 |
片鎌槍(かたかまやり、katakamayari) | |
分類 | 長柄/鉾槍 |
全長 | 2.5〜3m |
重量 | 2.8〜3.5kg |
時代 | 16〜19世紀 |
地域 | 日本 |
文化圏 | 戦国時代、江戸時代、幕末 |
更新日:2005/08/12