マルド・ギールは中国の 鉤鎌槍 に似た武器で、同様にその鉤爪が特徴である。 使用法も大体同じで、鉤爪を引っ掛けて歩兵を引き倒す、騎兵を引き摺り下ろす、といったものであった。 その後、先端の穂先によって敵を刺突するのである。
形状にはもう一つ種類があり、それは先端が二股に分かれているものである。 集団での戦闘に使われ、二股のマルド・ギールで敵を押さえつけ、他の仲間が 適当な武器で攻撃を行った。
項目 | 内容 |
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名称 | マルド・ギール |
mard geer(マルド・ギール) | |
分類 | 長柄/鉾槍 |
全長 | 70〜200cm |
重量 | 500〜1200g |
時代 | 16〜18世紀 |
地域 | インド |
文化圏 | インド |
更新日:2005/06/05