オウル・パイクとは極めて長い穂先を備えた槍である。 全長3〜3.5mに対し、穂先の長さが80〜100cm程もある。 穂先は四角錐であり、また円形の鍔が取り付けられている。
オウル・パイクの用途はその長い穂先を利用する事にある。 穂先は高い貫通力を持ち、金属製の鎧を装備した敵に対しても、隙間からの攻撃によって効果を発揮する。 鍔は敵の攻撃を受け止める為にあるが、リーチを長さを生かした戦闘ではあまり必要ない。 その為、鍔のないオウル・パイクも存在し、そうしたものはブリーチ・パイクと呼ばれた。
オウル・パイクは直訳すれば突き錐槍となる。 因みにawlは突きぎり、pikeが槍という意味である。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | オウル・パイク |
|
|
分類 | 長柄/槍 |
全長 | 3〜3.5m |
重量 | 2.5〜3kg |
時代 | 14〜16世紀 |
地域 | 欧州 |
文化圏 | 欧州 |
更新日:2004/02/12