手鉾とは、湾曲した片刃を備えた武器である。 クゥォーター・パイク同様に、長柄武器としては短い方に属する。 また穂は、一般的な直槍の様に袋穂式ではなく、 薙刀や鈹と同様の茎形式である。
現存する手鉾は、正倉院御物の5口のみである。 図版のように湾曲した片刃の他、両刃の物や、直線に近い物もある。
項目 | 内容 |
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名称 | 手鉾 |
手鉾(てぼこ、teboko) | |
分類 | 長柄/槍 |
全長 | 1~1.5m |
重量 | 800~1200g |
時代 | 8~16世紀 |
地域 | 日本 |
文化圏 | 日本 |
更新日:2008/08/31