クト・ド・ブレシェとは包丁に長い柄を取り付けた武器である。 フランス語でcouteauは包丁という意味を持っている。 ベースが包丁である為か、穂先の大きさや形状以外に特徴は無い。 図版はとりわけ大型のものだが、細い刃を持ったものもある。 但し長柄武器である事を意識してか、短いものはないようだ。 用法は斬撃、刺突、殴打である。
クト・ド・ブレシェの別名にフランス式ヴォウジェというものがある。 これは ヴォウジェ のフランス式であるからなのだが、両者には相違点も多い。 また、クト・ド・ブレシェが発展してグレイヴになったとも言われている。
項目 | 内容 |
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名称 | クト・ド・ブレシェ |
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分類 | 長柄/大刀 |
全長 | 2〜3m |
重量 | 2〜3kg |
時代 | 13〜16世紀 |
地域 | フランス |
文化圏 | 西欧 |
更新日:2005/03/03