グレイヴとは薙刀の一種で、緩やかに反った大きな刃を有している。 用途は刺突や斬撃であり、巨大な刃を振り回し、敵を切り倒していく事が可能だ。
グレイヴは歩兵武器として極めて優秀であった。 しかし15世紀頃になると、敵の武器を受け止める機能が要求されるようになり、 フォシャールへと発展する。 そして16世紀末頃にはこのシンプルな形状のものは使われなくなる。 17世紀末頃には儀礼用クーゼへと発展する。
glaiveの語源は gladiusである。 しかし、起源は複数の説がある。
刃の形状はどれも似通っており、どの説もあながち間違いとは言い切れない。
項目 | 内容 |
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名称 | グレイブ |
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分類 | 長柄/大刀 |
全長 | 2〜3.5m |
重量 | 2〜2.5kg |
時代 | 13〜16世紀 |
地域 | 欧州 |
文化圏 | 欧州 |
更新日:2005/03/24