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ノルマン・ヘルム norman helm

normanhelm

ノルマン・ヘルムとは、円錐状の鉄兜に鼻当を付けたものである。 鼻当はネイザルと呼ばれ、その名の通り鼻を保護する為の板である。 ネイザルまで一体成形されたものや、鋲打ちされたもの等がある。 円錐状の兜はその形状から水滴型と呼ばれ、ネイザル付きのものはノルマン人が愛用した。

ノルマン・ヘルムは、北欧の海賊ノルウェー人の装備として知られている。 彼らは ホウバーグコイフ と共にノルマン・ヘルムを装備し、頭の尖った略奪者と呼ばれた。 ノルウェー人がイングランドを征服した後も引き続き使用され、 この傾向は、大兜を装備したリチャード 一世まで続く。 ノルマン・ヘルムは各国の軍隊に使用され、 第一次十字軍第三次十字軍 においても装備された。

今日でこそノルマン・ヘルムと呼ばれているが、 カタルーニャ語ではcasc、 ラテン語ではcassisといった呼び方をする。 但し、casccassisは単に という意味を持つだけであって、必ずしもノルマン・ヘルムを指すわけではない。 それでもそうした呼称が使われるのは、当時のヨーロッパでは、 ノルマン・ヘルムが普及しており、兜とノルマン・ヘルムは同義であったからである。

ノルマンヘルム:諸元
項目 内容
名称 ノルマン・ヘルム
  • 英:norman helm(ノルマン・ヘルム)
  • 仏:casque(カスク)
  • 羅:cassis(カッシス)
  • カタルーニャ:casc(カスク)
分類 防具/兜
全長 20〜40cm
重量 1〜2kg
時代 8〜12世紀
地域 欧州
文化圏 ノルウェー人、海賊、十字軍

更新日:2009/01/01

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