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チンクエディア cinquedea

cinquedea

チンクエディアとは、剣身に溝が彫られている装飾性の強い短剣である。 この溝は2種類ある。 一つは図版のように根本が3本で刃先が2本のもの。 もう一つは根本が4本で刃先が2本で、刃先と根本の間に3本彫られた箇所があるものである。 また、剣身の幅は広くなっている。

チンクエディアは短剣としては大振りな方で、重量があり、背中に下げていた。 用法も一般的な刀剣と変わらないが、ルネサンス期には二刀流が流行り、 左手に持つ短剣として、チンクエディアが使われた。 また80cm程のチンクエディアも存在し、こちらは通常の刀剣として扱われていた。

チンクエディアという言葉の由来は、イタリア語で5本の指を意味するcinque dita に由来する。これは、指5本と刃元が大体同じ長さだからである。 ルネサンスの頃よりイタリアで作られ、その後、豪華な装飾を施したものも登場した。

チンクエディア:諸元
項目 内容
名称 チンクエディア
  • 伊:cinquedea(チンクエディア)
  • 伊:anelace(アネラーチェ)
  • 伊:lingua di bue(リングア・ディ・ブエ:牛の舌)
  • 葡:lingua de vacca(リングァ・デ・バッカ:牛の舌)
  • 仏:couteau taillant(クゥトゥ・タヤン)
  • anelec、sangdede
分類 刀剣/短剣・短刀
全長 40〜70cm
重量 500〜1000g
時代 14〜15世紀
地域 イタリア
文化圏 欧州、ルネサンス、美術工芸品

更新日:2008/09/04

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