ミセリコルデは、剣身は長く棒状で、菱形や四角、三角等があった。 仏語の“慈悲”という意のミセリコルデ、つまり「慈悲の剣」と呼ばれた (英語では mercy)。 この時代の騎士達は戦の際に必ず携帯し、落馬や戦においての重傷を負った者を 苦しめずに、とどめを刺すために用いた為、こう呼ばれたのである。 鎧の上からではなく、つなぎ目や隙間から突き刺した。
項目 | 内容 |
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名称 | ミセリコルデ |
仏:misericorde(ミセリコルデ) | |
分類 | 刀剣/短剣・短刀 |
全長 | 25〜35cm |
重量 | 100〜200g |
時代 | 14〜15世紀 |
地域 | 西欧 |
文化圏 | 騎士 |
更新日:2003/08/17