スティレットとは刃の無い刺突専用の短剣である。 刃の横断面は、三角や四角等がある。 北イタリアの都市Bresciaで作られた。
スティレットは都市における携帯用として広く使用された。 当時は市民までもが日常においてレザー等の鎧を着用するようになっており、 相手に致命傷を与えるにはスティレットの様な刺突専用の武器が必要だったのである。 その為、携帯を禁じられた程であった。
手紙が届いた時、封を切る方法は様々だ。
手で破るも善し、ナイフやカッターで切るも善し、電動レターオープナーを使うも善し、読まずに棄てるも善し。
この他に、封を切る専用のナイフが昔から使われてきた。
ペーパーナイフは紙を切るだけの能力が有ればよいから、刃は無く、刃先も丸みを帯びているものが多い。
とはいえ、紙を切る為に鋭角である事に変わりはない。
modernな
ペーパーナイフなハサミの様なデザインが多いが、
traditionalデザインはスティレットに似た形状で、レトロを感じさせる。
因みに、私元帥は封をする際に必ず蝋を使っているのだが、
他人から蝋付きを受け取った例はない。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | スティレット |
|
|
分類 | 刀剣/短剣・短刀 |
全長 | 20〜30cm |
重量 | 100〜300g |
時代 | 16〜19世紀 |
地域 | イタリア |
文化圏 | 欧州 |
更新日:2008/10/28