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カットラス cutlass

cutlass

カットラスは、比較的激しい反りをもった刀剣で、身幅は広く、 激しい打ち込みにも耐え得る仕様となっている。

“カットラス”と言えば、RPG等のゲームでも度々登場する為、 「あぁ、あの剣か」と馴染み深い事と思う。 また、それらゲームのシーンでは海賊や船、船乗り等が関わっている筈だ。 或いは港町の武器屋で売られていることであろう。 それもその筈。 実際にこのカットラスは船上等の混戦において船乗りや海賊が用いた。 その為、狭い船上での取り回しの良さを考慮して短めに作られている。 また、19世紀にはイギリス海軍が自軍に取り入れた事もある。

語源は、ラテン語で「ナイフ」を意味する「クルテル“culter”」が 変化したフランス語の「クテラス“cutelas”」がである。 「カトラス」とも表記されるが、原音に近いようカタカナ表記するならば「カットラス」の方が良い。

カットラス:諸元
項目 内容
名称 カットラス
  • 英:cutlass(カットラス、カトラス)
  • 仏:coutelas(クゥトラ)
  • 日:舶刀、海軍刀
分類 刀剣/剣・刀
全長 50〜60cm
重量 1.2〜1.4kg
時代 15〜19世紀
地域 西欧
文化圏 西欧、海賊、船乗り

更新日:2005/01/02

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