黒作大刀は、金具の材質が銅もしくは鉄であり、握りには糸,紐,革等を巻き付けられている。 そして木で作った鞘には黒漆が塗られている。 このように全体的な色の割合が黒で占められている為、 黒作大刀と呼ばれ、また黒漆の大刀とも言う。
当時、豪華な装飾が施された高級品は実戦では使われなくなり、 代わりとして質素で実用的な要素を備えた黒作大刀が主要武器として 用いられるようになった。 壬申の乱においても、この黒作大刀が用いられた記録がある。
項目 | 内容 |
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名称 | 黒作大刀 |
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分類 | 刀剣/剣・刀 |
全長 | 70〜80cm |
重量 | 700〜800g |
時代 | 7世紀〜8世紀 |
地域 | 日本 |
文化圏 | 日本 |
更新日:2005/03/19