レイピアは細い剣身を備えており、主に刺突用の武器である。 斬る事にはあまり使われず、フェンシング用の剣として普及した。
当時、火器が十分に発達してきた時代で、兵士達は重装備より軽装備に 移行していた。また、盾も使われなくなってきた。 その為、剣だけで防御する事が考え出され、それが今日におけるフェンシングとなる。 レイピアはその為の刺突専用刀剣として全盛したのである。
仏語の「エペ“epee”」は「剣」を意味し、「ラピエレ“rapiere”」は 「刺突」を意味する。この「エペ・ラピエレ“Epee rapiere”」が レイピアの語源となる。
項目 | 内容 |
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名称 | レイピア |
rapier(レイピア) | |
分類 | 刀剣/剣・刀 |
全長 | 80〜90cm |
重量 | 1.5〜2kg |
時代 | 16〜17世紀 |
地域 | 欧州 |
文化圏 | 欧州、スポーツ |
更新日:2005/02/18