ショート・ソードは、その名の通り短い剣という意味でロング・ソード より短く作られている。 切り先が鋭く、先端にいくに従って幅が狭くなっていくのが特徴である。 乱戦や刺突などを考慮し、丈夫に作られている。
英仏の百年戦争(1339〜1453)では、重装歩兵“men at arms”と呼ばれる下級騎士が 下馬して敵を迎え打つという英軍の戦法があった。 この時使用したのがショートソードであり、この戦術は効果を上げた。 それがきっかけとなり、ショート・ソードは広まるようになる。 似たような武器としてロングソードがあるが、これは長さによって区別されている。 明確な基準は無いが、大体80cm辺りを境にショートソードとロングソードに区分けしている。
項目 | 内容 |
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名称 | ショート・ソード |
short sword(ショート・ソード) | |
分類 | 刀剣/剣・刀 |
全長 | 70〜80cm |
重量 | 800〜1800g |
時代 | 13〜16世紀 |
地域 | 西欧 |
文化圏 | 中世ヨーロッパ |
更新日:2004/02/27