スパタは、馬上で片手で扱う為、直身で細身かつ軽量になっている。 構造はグラディウスと ほぼ同じだが、それよりも長めになっている。 グラディウス同様、ローマ正規軍騎兵隊が用いた剣である。
語源はギリシャ語で、“つぼみ”や“包葉”を意味する。 このスパタ(“spatha”、“spata”)が後に、イタリア語で剣を意味する 「スパーダ」“spada”の語源になったと思われる。
項目 | 内容 |
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名称 | スパタ |
羅:spata(スパタ) | |
分類 | 刀剣/剣・刀 |
全長 | 60〜70cm |
重量 | 900〜1000g |
時代 | 紀元前7〜紀元後4世紀 |
地域 | イタリア |
文化圏 | 古代ローマ |
更新日:2003/12/25