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ファラリカ falarica

falarica

ファラリカは、ソケット式の穂先が全体の半分近くを占める、重い投槍である。 柄の材質は松材である。

ファラリカを通常の投槍として用いれば、楯や鎧、兜ごと貫く事も可能で、 重みによって突き刺さった相手の楯を使用不可能にする事も出来た。 しかし、falaricaとは火矢という意味であり、 火を付けての投擲が真の使い方である。 槍の先端を麻やピッチで包んで、着火させて飛ばしたのである。 麻の繊維というのは、布の原材料であるし、ピッチは原油等から作られるものだ。さぞかし、よく燃えた事であろう。

ファラリカは、ソリフェレウム同様にイベリア人の投擲武器である。 第二次ポエニ戦争の発端となった、ハンニバルのサグントゥム包囲戦 に際して、サグントゥム市民が用いた。 その後ローマ軍も、同様の使用方法によって自らの武器として使った。

ファラリカ:諸元
項目 内容
名称 ファラリカ
  • 伊:falarica(ファラーリカ、ファラリカ)
  • 羅:falārica
  • 火矢
分類 投擲/投槍
全長 1.6〜2m
重量 1.2〜2kg
射程距離 5〜10m
時代 紀元前3〜紀元前1世紀
地域 スペイン
文化圏 イベリア人

更新日:2005/02/16

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