ズパインは、投槍の一種で、穂先の刃が二股になっている。 これは穂先を二つにする事によって命中率の向上を図り、 結果として攻撃力を高めたものだ。
ズパインは、元々漁具として用いられていたものを起源とし、南ペルシアの カスピ海沿岸のデイラミ族が最初の使用者である。 彼らは傭兵として各イスラム国家に雇われ、それによってズパインは各地に広まった。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ズパイン |
zupain(ズパイン) | |
分類 | 投擲/投槍 |
全長 | 1.4〜1.8m |
重量 | 1.2〜1.8kg |
射程距離 | 10〜80m |
時代 | 14〜17世紀 |
地域 | 中東、中近東、インド |
文化圏 | 南ペルシア、デイラミ族、ムガル帝国 |
更新日:2005/03/29